【覚える顔とそうでない顔】

きのうの給食は、今が旬の大根を使った味噌汁と、ひじきのきんぴら、そしてシシャモ2尾でした。
大根は料理の仕方によって、ほくほく、コリコリ、パリパリと、いろんな歯ざわりが楽しめますよね。私は家で、大根半分、ニンジン1本を薄くスライスし、キュウリと赤唐辛子1本も刻んで混ぜ合わせ、簡単酢を加えてやわらかなくなるまで揉(も)んで、冷蔵庫に一晩寝かせる漬物をたまに作ります。ご飯にも、お酒の肴としても合いますよ。

ところで今朝は、信号機のある大きな交差点に黄色い旗を持って立ち、三十分ほど見守り活動をやりました。


登校してくる生徒の表情には、大まかに3通りあるように感じます。
ひとつは、すでに意識は学校に到着して勉強や運動を始めていて、それを追いかけるように体が前に進んでいるような生徒。目が生き生きとして、今日一日がきちんと計画されている印象を受けます。もちろん全員がそうではなく、全体の2割くらいでしょうか。
ふたつ目は、気分はまだ自分の家か、ふとんの中にいて、朝から浮かない顔で、しぶしぶ登校しているような生徒。印象ですから正しいかどうかはわかりませんが、私は教師ではないので当人にたずねるわけにもいきません。こんな生徒もそんなにはおらず、全体の1割、多くても2割ほどです。
そして残る6割か7割が、それ以外の普通の生徒。
ところで、今こうして書いていて、気がついたことがあります。聡明(そうめい)な目の生徒と、登校がいやそうな目の生徒は思い出せるというのに、あとの6割か7割の生徒の顔は浮かんできません。

なんとなく、大人の社会に似ていると思いませんか。

(川原藤楽空)