【豚骨スープに麺は入れず】

聞くところによると、日本でいちばんおいしいお米に以前福岡県産がなったそうですね。何かの雑誌に載っていました。
お米だけでなく、九州にはおいしいものがいっぱいあります。私は山口県で生まれ育ちましたから、それを強く感じます。

いちばんは、なんといっても柚子ごしょう。私が初めて食べたのは60歳のときで、あまりのおいしさに、それまでの60年が大きな損をしていたような気になりました。今は、ココナッツサブレにすら柚子ごしょうです。先日スーパーで「柚子ごしょうふりかけ」を見つけたので買ってきました。さすがに日本はふりかけ文化ですね。
豚骨ラーメンも最高です。あの豚骨スープのにおいがダメと言う友人が広島にいますが、それこそもったいない話で、彼は食べるよろこびの半分を失っているでしょう。「ラーメンライス」といえば豚骨ラーメンで決まり! です。
うどんも、福岡が発祥の地という伝説があり、こしがなくて柔らかいのが特徴です。福岡出身のタレント、タモリさんの名言に、「うどんは飲み物。歯を鍛えてどうするんだ」があります。うどん県の香川県民からすればびっくりでしょうね。これにも柚子ごしょうが合います。


ところで豚骨スープですが、中に麺ではなく、ご飯を入れる「デジクッパ」という料理が韓国にあります。日本の家庭で作ってみたければ、温めた市販の豚骨スープにご飯を入れ、上にネギを乗せるのが手軽です。チャーシューや辛子味噌、あるいはゴマなどを加えて、いろいろ試してみるのもいいですね。私だったらガラムマサラをふりかけて、「豚骨カレー味デジクッパ」にするでしょう。今夜さっそくやってみます。
(川原藤楽空)