青森県の岩木山のふもとで、救いを求めて訪れる人たちの癒やしの場「森のイスキア」を主宰した佐藤初女(さとう・はつめ)さんが、2月1日午前2時半頃、乳がんのため弘前市内の病院で死去した。佐藤さんは1921年、青森市生まれ。

佐藤初女さんのおにぎり、もう食べられないんですね。
食べただけで涙が溢れてくるような、そんなおにぎりが、この世には存在したのです。
訃報を目にしたとき、涙があふれました。
お会いしたかった。
心よりご冥福をお祈りいたします。

「食べることは、いのちを移しかえることです」
など素敵な言葉を残している。
以下、「粗食の基本」より引用
ごはんは私たちに不思議なほどの力を与えてくれますね。私はごはんを食べると頭が働きますし、元気が出てくる。そう感じた方はたくさんいるでしょう。

日本人の食生活の欧米化が進んでパン食の人が増えているようだけど、日本人の体に一番合うのは、ごはんを中心にして、季節の野菜や魚などをいただく食事。それが日本人の食の基本だと思いますよ。中でも、やはり一番大切なのはごはん。どんなにおいしい副菜が、卓袱台に所せましと並んでいても、ごはんがおいしく炊けてなければ、そのときの食事はおいしくないの。

だってこの国は「瑞穂の国」と呼ばれていたのよ。

お米は一番私たちの力のもとになるのと同時に、一番やさしい食べ物でもあると思うの。私の古い知り合いで、胃に負担をかけたくないからと、パン食で通した方がいました。確かにパンの方が、ずっと消化しそうだものね。

でも、七十歳を過ぎて体力が落ち、ある日お医者様から「ごはんを食べなさい」と言われたそうです。ここには、がんの患者さんや、重い病気を患った方も来られる。それぞれの方の体の状況を見ながらだけど、私はたいていふつうの食事を出します。

よほどのことがないかぎり、お粥とかにはしないの。苦しいときほど、ふつうに炊いたごはんが一番、私たちの力となると思っているから。

ごはんがおいしいと感じることは、なんと幸せなことなんでしょう。私は、三食きちんとご飯を食べることで、心も体も健やかになると思っています。そうすれば、辛いことや苦しいことにも立ち向かっていけるようになる。

お腹が満たされれば心が安定し、ちょっとやそっとのことで心が折れたり、腹を立てたりすることがなくなる。

おいしいごはんがあるということは、日本人にとってとても大事なことなんです。

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