寝かせ玄米 (発酵玄米)
知り合いから、寝かせ玄米をいただきました。
玄米は、「天然の完全食」と呼ばれるほど、食物繊維やビタミン、ミネラルなど様々な栄養成分がバランス良く含まれることで知られています。しかし、「ふっくらとは炊き上がらず、硬めの食感に馴染めなかった」「ぬか臭さが苦手」などと、玄米食に挫折してしまった人も少なくないだろう。
酵素玄米ご飯」とは、一緒に炊いた玄米と小豆を3日間以上保温し続け、酵素の働きを活性化させたモチモチご飯のこと。
酵素玄米と寝かせ玄米は同じもので、「酵素が働く」という説明を疑問視する動きが生まれたため酵素玄米という、誤解を招きやすい言葉を捨てて『寝かせ玄米』と呼ぶ人々も現れたようです。
外見は、お赤飯がぎゅっと凝縮されたようなもっちりしっとり感がありますが、箸で持ち上げた時に嫌なべっとり感はナシ。小豆は崩れることなく、ほっくりしています。一口食べると、穀類の香りと甘みがふわわわわ~ん。発酵から想像される酸っぱさ、玄米らしい米粒の硬さは全くナシ。
白米と比べると玄米には約6倍もの食物繊維が含まれています。お通じが良くなり老廃物を排出、デトックス効果が期待できるというわけです。また玄米と一緒に炊く小豆には細胞の老化を防ぐポリフェノールが多く含まれているため、アンチエイジングにも効果大
酵素玄米は専門のお店に行かなくても以下の要領で自分で簡単に作ることができます。
① まずは玄米4合、小豆50g、天日塩3gを用意します。
② 玄米と小豆を洗う。1回目の水はすぐに捨て、再び水を注ぎ、泡立て器でがじゃがじゃとかき混ぜるようにして3~4 回洗う。
■洗う時のポイント
泡立て器で右回りに(一週に2秒ぐらいのスピードで)8分間かき回す
③ ボールに玄米と水600cc、天日塩、小豆を加えて均一になるまで混ぜ合わせます。
④ ③を炊飯器に移し水位を調整して「玄米コース」で炊きます。
⑤ 炊き上がったら40~50分ほど蒸らし、上下を返すようにして混ぜます。
⑥ 炊飯器を保温にしたまま1日1回かき混ぜ、3日目から食べ始めます。
【3日目】日に日に色が茶色にもちもちになります。色が濃い茶に変化してきます。