米作りは、土作り
お米マイスター【梶谷米穀店】の「かじや のぼる」です
米作りは、土作りと言われています。
では、どんな土になったらいいんでしょうか?
それは、ふわふわの軟らかい土
ふわふわの柔らかい土は植物に優しいんです。
良い土には必須の条件があります。それは土がとても柔らかいこと。 プランターの土なんかでも全く同じです。土が固いだけでプランターによくある根腐れを起こしがちです。
土が柔らかいとこんなにいいことがあります。柔らかい土はそれだけで作物が育ちやすい条件なんです。土が柔らかいと得られるいいところを上げてみました。
・植物が根を張りやすい。
・保水力があり水はけが良い。
・空気が通りやすい。
・保肥力がある。
・植物に必要な菌類の住処ができる。
柔らかい土のための団粒構造とは?こういった柔らかい土を作るために必須の条件が団粒構造と呼ばれるものです。 団粒構造とは、土と土が粒上になって隙間を作っている状態です。
固い土には隙間がありません。雨が降れば泥上になり流れ、渇けば固くなります。 一方団粒構造の整った土なら隙間が多いので雨が降れば吸収保水して、晴れの日で表面だけ渇いても深いところでは水分をしっかり含んでいます。ここまで来ると土は水分だけでなく植物の栄養素を保つ力、保肥力も発達していきます。
団粒構造を作る4つの方法・微生物を増やす。
微生物が活発になることで、微生物や菌糸を含んだ高次団粒が出来上がります。化学肥料ではなく天然の堆肥を使わなければ微生物は発達しません。
・しっかり耕す。
やはり耕すと土は柔らかくなります。しかし一時的に柔らかくなるだけではありません。隙間に入り込んだ空気で微生物が活発になり、団粒構造が育っていきます。
・化学肥料はあまり使わない。
化学肥料に頼ると土は死ぬ一方です。昔は深く耕すことでバランスを取ったりしたようですが、結局は植物の根が死に微生物が死んでいきます。
一番大切な事は、菌活なんです。
そんなことが、東北牧場さんのブログに書かれていました。
明日は、最近話題の腸内細菌。腸内細菌という花を咲かせるお花畑のことについてです。
今日も、良いことがありますように。
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