【頭で飲み食いする人たち】

こんにちは。中学校用務員の川原藤楽空です。
きょうは平日ながら、自宅にいます。月のうち何日か、「調整休」とよばれる休日があり、それがきょうです。妻は仕事で自家用車を使っていますから、私にはこの短い足よりほかに移動手段がなく、たいてい家でパジャマのままゴロゴロしたり、昼間からお酒を飲んだりしています。もちろん妻公認で、たまに安価な赤ワインを買ってくれたりもします。

私はお酒の中ではイタリアの安いワインが好きですが、そんな私にワイン通を気取る人が言ったことがあります。「ワインといえばボルドーかブルゴーニュでしょう。え? 今年のボジョレーの味も知らないの? じゃあ赤ワインを冷やす目安は、フランスの気温だという知識もお持ちじゃないでしょうね」と。
私はすかさず言い返しました。「ああ、そうかい。だったらあんたは脳みそで飲んでいろ」。

イタリアといえばスパゲティを思い浮かべる人もいるでしょう。そのスパゲティを、スプーンの上でくるくると丸めて食べる人っていますよね。「私はスパゲティを食べるマナーを知っているんだぞ」みたいな。「どうだ!上品だろう!」みたいな。
実はあの作法は、フォークを上手に使えないイタリアの子どもをしつける食べさせ方なんです。ひょっとしてイタリア人の子どもになっているつもりなのでしょうか。
(川原藤楽空)

善苦悪快・和尚の一言