【乾し飯】

<乾し飯>と書いて「ほしいい」と読みます。その昔、ご飯を日陰に干して乾かし、旅に携えて、水や湯で柔らかくして食べたそうです。<糒>とも書きます。米を備えるという意味です。
炊飯できない場所でもご飯を食べられる。この手軽さは、ほかの穀物や豆類にはできないことです。これが庶民のお伊勢参りや物見遊山を可能にしたのでしょう。

必要な文化は廃(すた)れず引き継がれます。今も旅先で、あるいはドライブ中にご飯が食べたくなれば、どこのコンビニにもさまざまな種類の弁当があり、きわめつけは「パリパリ海苔のおにぎり」です。具材もいろいろあって、私は昆布が好みです。

今日の給食は、ひじきともやしのごま酢和え、じゃが豚キムチの煮物、そしてご飯と牛乳でした。牛乳には塩分の排出を助ける作用もあるので、塩辛いものが大好きな私には特に必要です。
(川原藤楽空)