稲作に適した日本の気候風土

稲作に適した日本の気候風土 | 北九州で無農薬・特別栽培米の玄米扱う梶谷米穀店世界中の人がすべて米を食べているわけではありません。米は穀物ですが、穀物で1番たくさん食べられてるのは小麦です。
小麦は乾燥したところでよく成長しします。少し寒くても、あまり水がない所でもいいわけです。

黄河のような黄土地帯やメソポタミア地方でも、一番最初に採れたのは小麦でした。
でもお米は、暖かくて水があるところでなければ生育しません。それは世界でどこが一番いいかと言うと、東南アジアです。中国の南からベトナム、タイ、インドの辺りまでです。

日本はその暖かくて水が豊富な一番北の端なわけです。
日本に伝わった場所は、北部九州です。そしてみるみるうちに関西、北陸、東北に伝わっていきました。

暖かいところの作物である米が、北へ北へと伝わっていくのは作物を育てるのは、至難のことだと思います。日本人ならではの相て工夫や意欲・勤勉さが、日本人とお米の関係を表していると思います。

お米は、せまい土地でも肥料など 栽培のしかたや品種改良などのくふうで 収穫量を多くすることができるという特長を持っています。
収穫後のお米は、 乾燥させることで長い間保存ができ、収穫が少ない時でも保存したものを食べることができるのです。
そしてなによりお米はおいしく、日本人の味の好みによく合った食べ物であることも大きな理由のひとつにあげられるでしょう。

 

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