二番穂
食をとおして「幸せ」をお届けする
お米マイスター【梶谷米穀店】の「かじや のぼる」です!
田んぼの横を車で走っていると気になる光景が。
稲刈り後の田んぼですが、稲穂が見える。
イネは刈り取られて株しか残っていないはずなのに稲が稔っています。
実は、これ、刈り取られた後の株から穂が出ているんです。
刈った後で伸びてくる穂を「二番穂」を呼ぶそうです。また、こうして再生した稲のことを穭(稲孫)と書いて「ひつじ(ひつち、ひづち)」と読むらしい。稲の蘖(ひこばえ)とも呼ばれます。
穂の中身は、入っていないものも多いため現在においては、稲刈りはせず田に鋤きこまれるが、過去においては農民の貴重な食糧源になっていた時代があるそうです。
食べられない事はないのですが、労力の割りに収穫量も少なく今では鳥のエサとなっているようです
「ご飯を食べれば、笑顔になれる!」
「ご飯を食べれば、元気になれる!」
日本人の命の源は、やっぱりお米。