お米の単位と、ご飯の量
いまでも、グラムで言うより何合と言った方がわかりやすいですよね。
それでは、お米の単位を少し解説します。
1石(こく) | 約150Kg | 1俵の2.5倍 |
1俵(ひょう) | 約60Kg | 1斗の4倍 |
1斗(と) | 約15Kg | 1升の10倍 |
1升(しょう) | 約1.5kg | 1合の10倍 |
1合(ごう) | 約150g | 1勺の10倍 |
1勺(しゃく) | 約15g |
1合は、140gで計る方と、150gで計る方がいらっしゃいます。 ハイザーは、150gで設定しているので、最近では150gが主流となっているようです。計量カップは180ccとなっていますが、容積ですので、180gではありません。
■一石=2.5俵で米の重さで言うと150キロになります。
加賀100万石は、約150000トンの米が獲れたことになります
この100万石という数字は、100万人養えますということです。
人間1人を1年間養うのに1石分必要だそうでした。
江戸時代の貨幣価値で表すと「1石=1両」と言われています。
当時の「金」を基準にすると、だいたい1両=2万~3万円くらいのようです。
1両2分(1.5両、4分=1両)で家族4人が普通に暮らせるそうでした。
●お米1俵(ひょう)というのは60kg(4斗)です。お米の流通は30kg入り袋です。30kg入りが2袋で1俵と数えます。
昔は、1俵と言う字のごとく「俵(たわら)」でした。現在でも、ポリに入った60k入りのお米がたまに流通しているようです。
30k入りのお米は、紙袋になっています。
■当店には、1斗(と)桝があります。
昔は、この桝で量って、1斗(と)15kgで配達していたようです。
■現在でも、飲食店ではい1升枡を使っているお店もあります。
子どもの一歳の誕生日に祝う風習に、一升餅があります。
・一生食べ物に困らないように
・これからの一生が健やかになるように
との願いを込め、また、丸い形から、円満な人生を送れるようにとの意味も込められているようです。
ご飯1杯の値段はコシヒカリの小売店での販売価格を600円 (10Kg)としご飯1杯分を生米80gと考えてると、茶碗1杯 (80グラム)48円ぐらいになります。パンなどの値段に比べていかがですか。
一人前の、白米の量です。
ご家庭によって個人差がありますので、おおよそのg数としています。 米1カップ(150g)普通に炊くと約2.25倍に増えますから男性用 の茶碗に8分目程度で盛ると約2杯位になります
大人の普通のご飯茶碗で2,300粒~2,400粒位といわれています ちなみに、一粒の種モミから、約600粒とれます。
【必要なご飯の量の参考数値】
※注意:下記記載の情報は各社問い合わせではありません。
インターネット情報などを用いいます。そのため、数値が異なる可能性もありますのでご了承ください。
●カレーハウスココ壱番屋
300グラム
●ほっともっと
・小盛 ・・・・・ 180グラム
・普通盛・・・・ 250グラム
・大盛 ・・・・・ 350グラム
●吉野家
・並盛・・・・・ 260グラム
・大盛・・・・・ 320グラム l
・特盛・・・・・ 320グラム
●くら寿司 一貫 18グラム
●手巻き寿司 一人約一合 女性や子供が多い場合は、やや少なめに
●コンビニのおにぎり 130g
以上は、あくまでも目安です。
価格で言えば、ご飯1杯の値段はコシヒカリの小売店での販売価格を600円 (1Kg)としご飯1杯分を生米65gと考えてると、茶碗1杯 (65グラム)39円ぐらいになります。パンなどの値段に比べていかがですか。
国産を高い、と見る人がいる
国産を安心、と見る人がいる
どう見るかで食の未来は決まる