【食べていますか、イノチの根】

古来、日本は稲作を中心に発展し、瑞々しい稲穂がたわわに実る「瑞穂の国」と称されてきました。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は天上の田で育てた稲穂を授け、
「この稲穂を大切にし、米作りを継承し、豊かな国としなさい」
と命じました。
つまりお米は、神から授かった聖なる食べ物であるのです。

稲の語源って知っていますか?
「命の根」
なのだそうです。

稲(イネ) =命の根
米(ヨネ) =世の根
米(コメ) =「こ」は「おとこ」、「め」は「おとめ」をあらわし、すなわち、男と女、生命という意味が含まれています。

お米は少し前まで、庶民にとっては貴重なものでした。
食の多様化で存在感が薄れてしまいがちなお米ですが、ご飯、というように、日本人の食事の基本は、米を中心とする粒の穀物食であってほしいものです。

日本の神さまが私たちの祖先がよりよく暮らせるようにと心を砕いて下さったお米。
一粒の米を植えれば、 300粒以上収穫できるそう。

昨今では、米粒を残すと目がつぶれるなんていうと鼻で笑われるかもしれませんが…お米はそんな命の源なのです。
命の根、世の根を大事に頂くことがひいては、自分を、家族を、世の中をよくすることなのではないか、そんな風に思うのです。

米に生きる。そして歩く
そこに、道が出来
米道となる。
米道・家元 梶谷 登